今日のお昼は…

妻のお弁当のブログです

牛肉のにんじん巻き


・牛肉のにんじん巻き

・塩チャプチェ

・ブロッコリーのごま浸し

・かぼちゃのシナモンシュガー

加熱されて適度な弾力と甘みを帯びたにんじんは、甘じょっぱく味付けされた牛肉との相性抜群。妻も夫も大好きな一品です。そして、チャプチェ。今回は塩味にしてみたとのことで、これが大正解。「もちもちした塩味のチャプチェ、美味しすぎて止まらないわ〜。」と麺好きの妻が困っていました🤭


前回からの続きの「もう訪れることが叶わないシリーズ」、今回は海外編です。


1. エアーズロック(ウルル)


1994年4月撮影。2019年10月登山禁止。

エアーズロックはもちろん今も存在しているのですが、1995年に正式な名称がウルルになり、2019年10月26日から観光客の登山が禁止になりました。先住民族アボリジニの聖地であることが、その理由です。


1994年に新婚旅行でオーストラリアを訪れた際は、このエアーズロック登山がツアーに組み込まれておりました。ガイドさんに「制限時間内に戻ってこられる体力に自信のある方のみ、どうぞチャレンジください〜。」と言われた意味は、登山を開始してすぐに理解しました。結構な急斜面に、アバウトなチェーン⛓️のみ。もちろん柵なんてありません😱 途中には登山中に心疾患等でお亡くなりになられた方のレリーフがいくつも…。

登山禁止になったことから「2度と行けない場所」としてピックアップしてみましたが、登山可能だったとしても、もう我々夫婦には登れそうもありません。あの頃は若かったなあ〜。


2. マーライオン(セントーサ島)


2018年8月撮影。2019年10月取り壊し。

シンガポールといえば、マーライオン。有名なのはマーライオン公園の水を吐き出すマーライオンですが、他にもいくつかマーライオンがあるようです。

その中の一つ、セントーサ島の巨大なマーライオンは中を登ることができ、口の部分にある展望テラスから眺めを楽しむことができました。


夜にはさまざまな色にライトアップされ、とてもインパクトがありました。まだまだ現役で…と思っていたのですが、島の再開発のために2019年に営業終了し、取り壊されたとのことです。もったいない…。


3. クライストチャーチ大聖堂


2004年8月撮影。2011年2月崩壊。

最後はニュージーランド南島のクライストチャーチ大聖堂。1864年から40年の歳月をかけて建築された美しいクライストチャーチの大聖堂。2011年にニュージーランドを襲った地震によって崩壊してしまったことを知った時は驚きました。

再建されるまでの代わりとして、2013年に日本人建築家坂茂(ばんしげる)さんによる「紙のカテドラル」が建築され、人々の心の拠り所になっているそうです。震災で心身ともに傷つき、町のシンボルも失った方々において、とても大切な場所になっているのでしょうね。


2回に渡って「もう訪れることが叶わないところ」を取り上げてみましたが、実際のところ、ルーチンで会っている人や訪れている場所以外は、ほとんどが2度と巡り合わない世界であることを、今では理解しています(無限に時間があると思っていた若い頃は、そんなことを考えもしませんでしたが)。

当たり前のように顔を合わせている職場の人たちとも、退職すればもう会わないことでしょう。そう考えると、学生の頃に知り合った妻と毎日一緒に過ごしているのは、なんだか奇跡的なことのように思えてしまいます。